脳内百景

3ピースロックバンド"The Highways"のギターボーカル、徳永の脳内。

近況。

気がつけば11月に入っていた。

朝晩は肌寒く、暖かいものがおいしくなってきた。今回は近況報告をしてみたい。主にバンドについてだ。

 

最近のThe Highwaysは定期的な発信を心掛けるようになった。

具体的には週一回の路上ライブと、月2回のカバー動画の収録をするようになった。

路上ライブを定期的にやるのは今回が初めてだ。見ず知らずの人に自分たちの音楽を聴いてもらえるチャンスとなるので、非常にやりがいがある。

何より定期的に人に観てもらうことは1番の練習になる。これ以外にライブハウスでのライブももちろんあるので、これまでと比べるとライブ自体の回数が多くなった。

 

カバーは月2曲、つまりだいたい2週間に1曲をカバーする。声はライン録り、ギター、ベース、ドラムはバスドラムと上部にマイクを立てて一発どりしたものをyoutubeに動画と共にアップするのでごまかしはきかない(ごまかす気は毛頭ないが)。それが程よいプレッシャーとなるので練習を欠かさなくなる。非常に良い事だと思う。

 

 

後は個人的にひと月に2曲以上を目安に曲作りをするようになった。僕はある程度アレンジや歌詞までできあがって初めて曲ができたと考えるので、デモができあがるまでが作曲だ。以前から常に曲作りをしていたが、後悔なく全てを出しきるためにはこの速度のままではダメだと考えた。

今までは沢山つくったら1曲の濃度が薄まるんじゃないかとか、アイデアが出なくなるんじゃないかとか思っていたが、逆に沢山作ることで変な曲とか面白い曲も増えてきた。1曲に対する価値がある意味分散されることで、より様々な、大したことない事も形にしてみようと思えるようになったからだ。

やれば意外とできるもんだなと思う。いや、自分がそういう状況に自然と向かっている気がする。確実に良い方向に向かっていると思う。

 

こういう事は以前はしゃべったり、書いたりするのが嫌だった。自分が一生懸命やってるなんて知らせるのはカッコ悪いし気持ち悪いと思っていた。

だが今は口にしないと伝わらない事を知っている。自分たちなりに、様々な挑戦や努力をしている、それだけ真剣に取り組んでいる事を知って欲しかったのだ。

突っ走ってゆくThe Highwaysに注目して欲しいと心から思うのだ。